エアコンの寿命を延ばす方法とは?
エアコンも上手に使えばそう簡単には壊れません。
梅雨の真っただ中ですが蒸し暑い日々が続きますね。
我が家のエアコンは17年目に入りましたが、順調に稼働しています。
17年!?
長くないですか?
確かにエアコンの製造年を見るとはっきりとそうなっています。
機種は富士通製ですね。
4kw(14畳クラス)、電源はAC200V仕様で一番余裕があります。
特別なことはしていませんが、以下には気を付けています。
フィルタの掃除をマメに行う
エアコン効率が下がるので、当たり前ですが、マメにお掃除することで効率が変わります。
汚れが掃除機で取れない場合、洗剤をつけてブラシでこすります。
これだけで冷却効率が変わります。
低出力でも風量が出るので電気代の節約に!
室外機に遮熱カバーをつける
ホームセンターで売っている銀色のあれです。
南側に室外機がある場合、夏場の炎天下で熱せられることを防ぎます。
ほんと夏の日射を浴びると室外機の表面温度が60℃を超えることがあります。
内部はモータやコンプレッサーの熱がこもりやすく、部品の耐熱温度ぎりぎりということも。
こんな状況では、電子部品の寿命が大幅に短縮されます。
真夏の炎天下などでは、ホント、耐久試験をやっているような条件になるわけですから、エアコンさんからしたら、たまったものじゃありません。
この状態でオート稼働すると、フル出力で設定温度まで下げようとしますから、どんなに劣悪な条件か分かりませんね。
最大出力で起動しない
ありがちなパターンとして・・・
真夏の炎天下、一番熱い時間に帰宅し、
室内も厚くなり、室外機も日射熱でちんちんになっている。
早く温度を下げたい心理から、24℃位の設定にして、自動モードで・・・
このような状況では、エアコンはフルパワーで温度を下げに行きます。
これも眠っている子をたたきおこすようなもので、最大電流が一気に流れるわけです。
部品の負荷も高く、熱も発生しますから、部品の寿命を大幅にさげることにもつながります。
このような場合は、モードはオートで構いませんが、設定温度は28℃程度で起動するのが良いです。
シーズン初めの始動は気をつけよう!
また、シーズン初めの場合はコンプレッサーにはオイルがあるのですが、オイルは完全に下がってしまって潤滑されていない状態になります。
この場合、最初の起動時には金属同士が触れ合う状態で傷が入ります。
また回転力に多大なエネルギーが必要でモータなどに負荷がかかります。
シーズン最初に故障が多発するのはこのため。
ですのでシーズン最初の起動は慎重に行う必要があります。
夜がいいです。最低出力でそっとおこなうことをオススメします。
短時間で頻繁なON/OFFしない
これもON/OFFには突入電流が入りますので、部品への負荷が大きいためです。
オフシーズに稼働テストを行う
下がったオイルを潤滑する目的です。
また、ハチなどが巣を作るとファンが回転できずにそのまま動かし続けるとモータや基盤が壊れます。
時々室外機をチェックする
上記の例のように目でみてわかる異常を早めに確認すれば、故障を防げる場合が多いからです。
ぜひ実践してエアコンを長生きさせていきましょう!