歩く量が2週間足りないだけで筋トレ3カ月分が吹き飛ぶ?
良くダイエットでは、代謝を上げるには筋肉量を増やしたほうが良いと言われています。
なので皆、筋トレに励んでいます。
また高齢者が怪我予防の為に、ウォーキングを毎日行うのも、筋肉量を一定以上確保するためです。
運動が大切だと分かっていながら運動を気軽に行えなくなっているのも事実。
このコロナ渦だから、という理由も大きい。
サブスク全盛のこの時代。休日でも巣籠もり生活がすっかり定着し、明かに運動量が減った!という方も多いかと思います。
先日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
頑張って身に着けた筋肉は2週間運動をさぼっただけで、あっという間に3か月分のトレーニングで身につけた筋肉が消えるのだそう!
記事によるとパンデミック後には運動量が3割減り、座り時間は逆に3割増加した。
大きな理由として、激しいトレーニングが減少したことが問題ではなく、歩行距離が減ったことが要因と分析。
人間は動かなくてもいい環境ならば筋肉を無駄に持っていてもエネルギーを余分に使うだけなので、体が必要無いと判断して筋肉量が減るそうです。
テストでは、歩行量を3割に減らすと筋肉量が4%減少。これはかなりの量です。
一日の歩行距離は1万歩と言われていますが、活動量は一定以上でないと退化するということをしっかり認識して、運動を強く意識しなければならないと痛感した。
もう一つ大切なこと、筋肉を作る材料が必要。
これは、タンパク質なのですが、タンパク質摂取量と心疾患死亡リスクの相関があることがデータで示されていました。
このタンパク質は、筋肉だけではなく、体の細胞や組織すべてにとっての材料になります。言い換えると運動能力の維持だけではなく、アンチエイジングとしても運動とタンパク質の摂取が非常に大切であることが分かります。
さらに、筋肉量が多いことは、糖尿病のリスクも減らすと言われています。
筋肉が糖を吸収するためです。
筋肉が少なく、内蔵脂肪が多いと、血糖の行き場がなくなり、血管内の糖分が高い状態のままとなると、動脈硬化のリスクが高まるとも。
ここまでの話で、筋肉量を確保することが大切なことが分かりましたが、この時期は寒いので十分な時間トレーニングも出来ない方も多いのではと思う。
気軽に自宅でのトレーニングを行うなら、良いサブスクサービスがあるので、紹介したい。ジムに行くよりは圧倒的なコスパである。